『じゃあ、きゅうりとにんじんと????』
と冷蔵庫から材料をあさリ始めたHANAさん、
私は夕飯の準備がほぼ整い、
ちょうど盛り付けを始めたところ。
イライラ〜〜〜の影が
私の心にやってきましたが、
今日は土曜日。
ふ〜〜〜、と深呼吸して
まあ、ちょっと何をし始めるのか眺めてみよう・・・・。
指示があったほうが心地よく、
何かと私に確認をとりたがる長男。
それとは対照的に
指示通りに動くのはイヤ!!!
私のやりたいようにやるワ!!の娘。
彼女の行動力はなかなかです。
きゅうりを洗って、皮をむいて、
自分で My ほうちょうとまな板を出してきて、
刻んだものをいれるボールを取り出し、切れたきゅうりをいれる。
にんじんも然り。
その後、マヨネーズを出してきて和え、
あっ、と思ったのか、また冷蔵庫を物色。
プチトマトを発見したようで、
洗って、切って、一緒に和える。
迷いもためらいもなく、
なかなかのダイナミックさ
とても晴れ晴れした表情で
『はい、完成!!!』
私が手を出したのは、
手の届かないところにあった皮むき器を取ったことと、
ハイ!!とわたされた、
切り落とされた
にんじんのヘタの部分を受け取ったことのみ。
ちょうど昨日、幼稚園で『カレーパーティー』だったので、
こういうサラダを作ったのかな〜〜〜?と思ったのですが
答えはNO!!
私もこういうサラダはつくらないので、
(マヨネーズ、そんなに好きではないのです・・・・)
???は募るばかり。
『だれが教えてくれたの???』
って聞くと
『ん?HANAが自分で、
こんなのどうかな〜〜〜って思って考えたの!』
スンバラシイ!!!
これこそ、
アットホーム留学がめざしている、
【子ども像】ではないですか!!
子どもたちがとっさに、
【判断】できて、
【決断】できて、
【行動】できる力
家族みんなの取り皿にとりわけまでしてくれる
サービスのよさ。
若干大きめ(ご愛嬌!!)の
生のにんじんがゴロンとはいっているサラダに
お兄さんは、思わず
No, Thank you!!!
『ダメ、お兄ちゃん!!!
野菜もちゃんと食べなさい!!!』
自分のお皿に山盛りによそったサラダを
ぽりぽりと食べ始めました。
実は、HANAさん、
そんなに野菜は得意ではないのですが・・・・
見事な食べっぷり!!!
やはり、かなりの満足感!!!
だったのではないかな。
How is it???
(お味はどう???)
『Yummy!!!!』
(美味しい〜〜〜!!!)
『きゅうりがぽりぽりしていて、
にんじんはたべると甘いよ〜〜〜!!!』
ところで、もっとも気になっていたこと
私:『どうして、お母さんがもうお料理終わって、
さあ、食べよう!!!の時に
突然サラダ作りたいって思っちゃったの???』
『だってね〜〜〜、
今日の夕飯、サラダなかったでしょ!!!
だから、みんなサラダほしいかなって思って!!!』
なるほど〜〜〜!!!
母が手抜きしたところをまんまと見抜き、
そんな母を補ってくれたわけですね!!!
ここも、きいてみなきゃ、分かんなかった・・・・。
きいて納得!!!
だから、【会話】って大切なんですね。