ユニセフ(国連児童基金)は今月、
世界各地の国々の子どもたちの『幸福度』を調べた報告書を発表しました。
(画像はユニセフのHPからお借りしています)
日本は『身体的健康』で1位になる一方、
『精神的幸福度』では38か国中37位、
『スキル』は27位でした。
参照:https://www.unicef.or.jp/news/2020/0196.html
この結果を見てどう思いますか?
『身体的健康』:1位
これは子どもの死亡率や
過体重・肥満の子どもと若者の割合から来るもので、
医療の発達や生活習慣の意識の高さが伺える、
これが世界1位とは、
もっともっと日本が自信を持って
胸を張っていいことろじゃないでしょうか。
『スキル』:27位
これは学習到達度調査(PISA)から見える
基礎学力の習熟度では日本はトップクラス。
それにもかかわらず、
「すぐに友達ができる」と答えた子どもたちの割合は、69%、
下から2番目。
ソーシャルスキルの低さが伺えます。
『精神的幸福度』:37位
最も気になるのは『精神的幸福度』
37位というのはブービー賞、下から2番目です。
「生活満足度」は
15歳の子どもが自分自身の生活について
満足しているかどうかを0〜10の数値で答えたもの。
「生活満足度が高い」とされる”5”以上と答えたのは
1位のオランダが90%に対して、
日本は62%とでています。
また日本の「自殺率」が高いこともショッキングなデータです。
この調査から見えること
子どもたちが
【私は幸せ!!生きててよかった!!】
と思えるのは、
やはり安心した、
心落ち着く家庭があるかということではないでしょうか。
あなたはあなたのままでいいよ
どんなあなたでも大好きだよ
生まれてきてくれてありがとう
こんなメッセージを日頃から子どもたちにちゃんと伝えられているか
自分に自信を持ち、積極的に外の世界に自分らしさを発揮できるか
【親子の豊かな会話】を通して
もっともっとこういう子どもたちの気持ち、
育てていかなければなあと思えた記事でした。
この調査でトップをいくのが
オランダ・デンマーク、ノルウェー
これらの国の
子育て論
親の関わり方
教育方針
『世界標準の親子の会話力』を学ぶ上で
ヒントになることがたくさんあるのではと考えています。